2010年 02月 08日
子安の石
湯の方社(助産士の神様)のお隣に
子安の石という石がたくさん納められています。
宇美八幡宮 といえば 石
と云いましても過言ではありません。
古来より石には不思議な力が宿るといわれています。
いつからかこの地域で根付いた風習です。
神宮皇后もお産の鎮めとして石を大切に持っておられました。
安産祈願をお受けになられた後、子安の石を一つ借りて帰ります。
お産の鎮め として出産までの間、その子安の石を大切にしてください。
神棚がなければ、粗末にならないところ(目より高い位置)に置いておいてください。、
無事出産出来ました後、ご自分の石をご用意頂き、
お子様の名前、生年月日
などをお書きいただきます。
(今は個人情報保護法などにより、住所は書かれない方が多いです。)
(ご自分の石はお宮の境内以外の石でしたら、どこで用意なさっても構いません)。
そして、お宮参りの際に、
預かった石と、ご自分でご用意した石の
二つ をお清め祓い(初宮参り)の後お子様の成長を願ってお納め頂きます。
たまに
「子供が授かる石があるってきいたんですが・・・」と
お尋ねいただきますが
残念ながら子安の石は
安産にあやかる石ですので子が授かる石ではございません。
しかしながら、子授け祈願(別名 子宝祈願)は行っておりまして、こちらの祈願を受けられたご夫婦に
「無事に子供を授かりました。
ありがとうございました!!」
とお声を掛けられることがあります。
もちろんとってもうれしいひろみこですから
おめでとうございます^^^^^^^^^^^^
と一緒に喜ばせて頂いてます。
おめでたいことをご報告頂けるのはなんとも嬉しいものです。
うちのお宮で、子授け祈願をお受け頂いた方に、
安産祈願でもう一度お目にかかれた時の幸せは何とも言葉にできない喜びが溢れてきます。
子安の石は人を幸せにする魔法の石かもしれない・・・とつくづく感じているひろみこでした^^
by umi8umi8
| 2010-02-08 15:49
| 戌の日(安産祈願)